異世界餌屋裏話6話

今回の本編6話は以下の2つのテーマを土台に書いてみました。

・このセカイの格差・差別の問題

・「餌を食べてくれる生き物と会話出来たらなぁ」という欲望

です。

 

まず格差・差別という問題ですが、この異世界餌屋のセカイでは様々な種族が同じ空間で生活しています。

これらが全員平等を共用されたら必ずそれぞれの種族の特徴や劣っている部分などを罵倒し合い差別問題、果ては種族間ごとの戦争になってしまう可能性が高いでしょう。

現実世界でもたった3色の肌の色だけで差別が発生していたりするのですから。

 

そこで出てきたのが『奴隷』という差別が許される階級です。

すでに差別、というか何をしてもいい存在がいればどこにも向けられない怒りやストレスをそこに向かわせることが期待出来るといった感じに。

 

ただ、不満の矛先ではありますが、本編でも奴隷の全員が全員理不尽な暴力にあっている訳ではなく普通の「労働者」として扱われている事も多いでしょう。不満が特になければわざわざ暴力を与える理由がありませんし。

そもそもずっと暴力を与え続けるというのも疲れるでしょうし。

勿論、理不尽な事に晒され続ける奴隷もいるのでしょうが。

 

では、普通のヒトではなく、なぜ奴隷を使うのかという話にはなりますが、これはかなり長くなりそうなので別の機会に話すとしましょう。

 

そしてもう1つテーマ、餌を食べてくれるペットと話が出来るといいなぁという欲望についてです。

これは犬猫ならともかく今回登場さえたフクロウのようにその他の変わった生き物の飼育を場合、こちらが用意した餌を食べてくれないという問題が発生する事が多々あります。

その時に会話ができればどれだけ良い事か。私は爬虫類飼育でそう思った事が何度あったことか…。

会話が出来れば「どんな餌が良いのか」「体調はどうなのか」など色々聞けますからねぇ。

 

ちなみに、主人公がなんで自警団にいるのかという理由なのですが、理由は単純で餌屋だけでは大した利益にはならないからです。個人の餌屋って本当に儲からんのですよ(笑)ですので、餌屋をやりながら得た知識や経験を活かしながらいろんな仕事に手を広げていくことが重要になるのです。

 

黒斐の場合は冷凍餌の管理に結界魔法や氷魔法を使っているのでそれを犯罪者の確保に活用しています。