​おまけ第2章

​マダガスカルゴキブリ・ハイイロローチ

​メジャー餌ゴキにはならなかった理由

この講座で紹介している餌ゴキ3種以外でも餌として売られているゴキブリはいます(した?)

​それがタイトルにも書いてあるマダガスカルゴキブリとハイイロローチです。

彼らも一時期は餌ゴキの1つとして売り出されていました。

特にマダゴキは結構売り出されている時があり、私も一時期飼育していた事もありました。

​フルーツゴキブリ(フルーツローチ)なんてチョット美味しそうな名前で売られてたり。

ハイイロローチに関しては私は扱った事は無いのですが、大手通販ショップで売られているのを見たことがあります。

何でも繁殖能力がデュビアに比べ強いのだとか。

しかしこの2種類、現在餌ゴキとしてはかなり下火です。

マダゴキは現在餌よりもペットローチとしての扱いがメインになっておりますし、ハイイロローチはいつの間にか風前の灯のようになっておりました。

なぜこの二種が餌ゴキとしてメジャーにならなかったのか。

それはこの2種が持つある特性が最大の原因と考えております。

それは「壁を登る」という特性です。

​この特性、大量の数をストックする必要がある餌だとかなーりネックな問題となるのです。

​写真はマダゴキ・ハイイロローチと同様に壁を登るオブロンゴナタゴキブリ。

​手元に掲載可能なマダゴキ・ハイイロローチの写真が無かったので代わりに掲載。

​余談ですが、私のお気に入りのペットローチ

まず壁を登るという事は蓋がないと逃げ出してしまいますので蓋が必須事項となります。

​しかもただ蓋をするのではダメな場合があります。

​例えば昆虫用のプラケースで管理している場合、大人の個体だけでならば問題はありませんが繁殖して子供が生まれると生まれたての個体はプラケのスリット位なら簡単にすり抜けてしまいます。

同じく壁を登るオブロンゴナタゴキブリの飼育ケース

​幼体の脱走防止に蓋とケースの間にクロスをかませてある。

このひと手間が中々に面倒で、数が必要な餌ゴキとなったらその手間は計り知れません。

また、万が一蓋の閉め忘れや隙間があった場合は壁を登れるので簡単に脱走してしまいます。もしそれが数百匹単位だったら…

さらに、写真のようなプラケースの間に何かをかませるやり方は蓋の閉めが緩くなってしまいますので大型で力のある成体ならば簡単に開けられてしまう可能性があります(私の所でもいつもこの写真のケースの上に重しを乗せてある)。

 

このような手間&万が一の逃げ易さと逃げた時のリスクが大きいので普及しなかったのでしょう。

ただ、あくまで「餌用」として普及しなかっただけなのでペット用の需要はあります。特にマダゴキ。

彼らにしてみれば、この状況の方が幸せかもしれません(笑)

シェアで応援よろしくお願いします!!