将来生き物業に入りたい人や生き物屋始めたばかりの人で多いのですが、生き物を売る上で一番必要なのは生き物の知識だと思っている人が多いのですよね。
ただ、それって大きな勘違いなんですよね。
私もしばらく勘違いしていたのですが、生き物屋に一番必要な事は『知識』ではなく、自分の持っている生き物や知識どれだけ自分だけの価値を付与できるか、そして提供できるか、つまり『価値創造』の力なのですよね。
勿論知識があればその分有利になりますがどれだけ知識を持っていても、それを他人に魅力的に伝え価値を感じさせ『欲しい』と感じさせる技術が無ければ趣味で増やしている場合ならともかく、本業の『仕事』としては成り立たないという訳です。なぜならそれで生活していく必要があるからです。
別に話術を鍛えろって言ってる訳ではないのです。勿論話術もあったらいいですけど。
生体が魅力的に見えるレイアウトを作って見せたりなど、自分だけしかない魅力・価値を作っていくのです。
「ここで買いたい」と思ってもらうために。
特に今は爬虫類(あと奇蟲)を販売する人というのは増えてきていますので自分だけの価値を作って『差別化』していくのが今後重要になって来ますので。
ただ、これを教えてくれる人ってほとんどいないのですよね。
ペット系の専門学校も増えてきていますが、生き物の管理や知識の授業ばかりで上記の重要な部分を教えていないのですよね。
学校の教師自身も知らない可能性があります。
そのためには、ビジネスに関する勉強が独学で必要になって来る訳です。
そのために私お勧めの初めてのビジネス書はこちら
漫画だからと侮るなかれ、 漫画だから読みやすく吸収しやすいのです。
本当に生き物を仕事にしたいなら本当に衝撃を受ける内容が書かれています。是非。
それともう一つ、日々使っている『お金』についてどれ程意識しているかも重要になります。
普段使っているお金、では「お金とは?」と聞かれて爬虫類業界のみならずどれだけの人が答えられるでしょうか?
これについても近いうちに書こうなと考えていますのでお楽しみに…。