餌という物は生きていくために必要な物です。
そこから必要な栄養を摂取しているのですから。
現在、爬虫類の餌も生き餌や人工飼料含め様々なタイプの餌があります。
当然餌の種類によって栄養価も違います。
しかし、それらの栄養価の差はほとんど無いに等しくなってきているのではないでしょうか?
例えば活き餌とかに使う添加剤なんかは既に十分にあり栄養価の調整なんていくらでもできますし、
製造過程で栄養価の調整が可能な人口飼料なんかはその餌だけで飼育できるように作られている物も多くあります。
ですので、今後栄養価の差で勝負して販売するのは難しくなってきているのではないのかと思うのです。
じゃあ、今後これらの餌はどんな進化をしていくのか?と考えた時に私は
・とにかく与える時に手間を省いた餌
・写真撮影時に映える餌
の2つになっていくのではないかと思うのです。
まず、とにかく手間を省いた餌という物ですがこれはもうすでに様々な餌があります。
例えば、比較的ストックが簡単なデュビアからさらにストックの手間を省いて出来る限り生き餌に近いプロバグズの真空生昆虫デュビア。

人工飼料で言えば、ふやかす必要もなくチューブから出して食べさせるだけという超お手軽飼料レオパゲル。

ちなみにどちらも実際に使ってみての感想を書いているのでよろしければご覧ください。
次により見栄えののいい餌というものですが、いわゆるインスタ映えするものという物ですよね。
これ、昆虫食とかの生き物だと難しいのですが草食の生き物なら餌の色とか種類で万人受けしそうな見た目に出来る…かもしれません。
例えばリックゼリーをスポンジに見立てて
野菜や花で飾りつけ…とか
都会には様々な所でインスタ映えする餌が売られているようですし、手軽さで言えば『完全食』なんてものが売られています。

今後、しばらくはこの方向性はかなり進んでいくのではないのかなぁと思っています。